たった1回でビジネス脳・コミュニケーション能力・交渉術が鍛えられる摩訶不思議なボードゲームとは?

僕はいま、『モノポリー的経営研究会』という、ちょっと変わった経営者が集まる会を東京で主催しています。

僕がモノポリーに出会ったのが、今から2年ほど前のこと。当時はまだ福岡にいて、不動産会社の社長に誘われてやってみたのがきっかけでした。

最初は、モノポリーの存在すら知らず、「モノポリーって何だろう?」と軽い気持ちで、会場である博多駅の近くにあるマンションの一室に向かっていました。

到着して、5〜6人がけくらいの小さなテーブルに座り、初対面の社長や会社員のみなさんとさっそく開始。ルールも分からないまま、「とにかくやってみろ!」ということで進みました。

結果は、破産して負け。

ルールも知らない中で、「勝てるわけないじゃん」と不貞腐れていましたが、後から、社長から「あの時はこういうことが起こっていたんだよ」と解説を聞いた瞬間、「なるほど!」と興味スイッチがON!

経営を勉強したい僕にとって、これはものすごく「学びになる研修」だと気づきました。

そこから、何度か博多のモノポリーに参加するようになって、不動産の社長から驚きの情報を入手します。

実は「モノポリーを教えてくれた人は他にいる」とのこと。

これだけだと、驚きもないのですが、なんとその方、154事業をすべて黒字化してきたというわけではありませんか!

「どうやったらそんなことできるの?」って思いますよね。仮に1年で1事業を行うにしても、154は年齢との辻褄が合わないわけです。

実は、これそがモノポリーの正体。

そう、154事業は全てゼロから興したわけではなく、事業売却(モノポリー)によって手に入れた会社を黒字化させてきたということでした。

いや、それもそれですごいんだけど・・。

154事業の黒字化と多角化に成功した伝説の経営者に学ぶ経営研究会に参加しませんか?

そんなこんなで、いつかその方と一緒にモノポリーもしてみたいと思っていた矢先。たまたま、福岡のモノポリーにいらっしゃるとのことで、一緒にモノポリーをすることになりました。

モノポリーのゲームの様子については、ここでは省きますが、何がすごいって、モノポリーによって学べることが、かなり言語化されていたこと。

特に印象に残ったのは、経営に必要な3つの目の話。

市場の流れを読む魚の目。

市場を俯瞰してみる鳥の目。

顧客や自社をミクロで見る虫の目。

これら3つの視点を養うのがモノポリー的経営研究会の醍醐味です。

モノポリーは、対峙する相手プレイヤー全員を破産に追い込み、全資産を『独占(モノポリー)』することが目的のボードゲームです。

ですが、そのゲームで気持ちよく勝利するためには、ビジネス脳、コミュニケーション能力、心理的交渉、俯瞰視点、投資能力など、様々な能力を鍛える必要があります。

ゲーム序盤の創業期は、どう過ごすか、どんなお金の使い方をするか?起業前の準備期間があり、ゲーム中盤になって家を建設=起業して経営力を競います。

ゲームの中盤から終盤にかけては、時には助け合い、時には正々堂々と勝負しながら、事業を多角化(他のカラーを所有)したり、他の事業へ転換(カラーチェンジ)したりしながら、事業を成長させていきます。

自分(売り手)、相手(買い手)、市場(世間)のすべてに配慮しながらゲームを展開できるようになると、自然と「三方よし」の精神が身につくのも、モノポリーの面白いところ。

ゼロから立ち上げる事業などなくても、誰かを救済(助け)しながら、誰かと手を組みながら、事業を発展させていくプロセスを比較的短時間で体験できるのがモノポリーです。

この考え方を知っているのと知らないのとでは、出てくる発想が異なるので、経営が大きく変わっていく。

モノポリーによって、ビジネス脳を駆使して、自分の経営パターンを可視化してみませんか?

『モノポリー的経営研究会』では、普段はシンプルにモノポリーを楽しむゲーム会を開催しながら、FBグループなどで経営についての情報を交換したり、仲間づくりをしています。

参加したい方は、ぜひ1度ゲームにお越しください!

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