今日はセールスライターとして、肝になるスキルである『ベネフィット』について解説します。
僕がこれまで、他のライターよりも売上を大きく上げることができていて、集客数も増やすことができるのは、これを知っているからと言っても過言ではありません。
多くの人は、ベネフィット=得られる未来、理想の状態と思っているのではないでしょうか?
これで終わっていたら、非常にもったいないです。
仕事に困らないセールスライターが知っているベネフィットの3層構造とは?
まず、ベネフィットには3つの段階があります。
(1)1次ベネフィット
(2)2次ベネフィット
(3)3次ベネフィット
そして、1次・2次ベネフィットは具体的だけど、3次ベネフィットは抽象的なんです。
どういうことか?
“得られる未来”を示すのが1次ベネフィット
結論から話をすると、1次ベネフィットは、『得られる未来』のことで合ってます。
ここまではよく聞く話だと思う。
より強いコピーに変わる2次ベネフィットとは?
じゃあ、「2次ベネフィットって何?」というのが重要なのですが、2次ベネフィットとは、その未来を得られたことによる『感情的価値』と『時間的価値』のこと。
旅行で例えてみると分かりやすい。
「ハワイ旅行に行ける」のは1次ベネフィット。
ハワイ旅行に行くことで、
・青い海を見て癒される(感情)
・仕事を忘れられる贅沢な時間(時間)
・家族との充実した時間(時間)
これらは、全て具体的で2次ベネフィット。
現役セールスライターが語る!最も重要な3次ベネフィットとは?
そして、この2次ベネフィットがあることで…
・自分らしい生き方を実感できる
・家族の絆が深まり生活がより豊かになる
抽象的なんだけど、自己実現や人生の意味レベルで、
重要な恩恵を受けることができる。
つまり、「この商品サービスって、結局何?何がどうなるの?」を表すのが、3次ベネフィット。
で、1番重要なのが、実はこの3次ベネフィット。なぜなら、これがコンセプトになっていくから。
「一生食いっぱぐれないスキル」も3次ベネフィットの例
みなさんも、セールスライターとして活動しているのに、いろんな動機はあると思いますが、このフレーズ(もしくは類似したフレーズ)に惹かれた方も少なくないはず。
『一生食いっぱぐれないスキル』
手に職がつくとかも同じですよね。
セールスライティングを身につければ、
・売上をつくることができる
・自分の時間を増やすことができる
・売上をつくるスキルなので仕事に困らなくなる
こういう具合に設計されているわけです。
だからセールスライター向けのLPのトップのメッセージでは、「一生仕事に困らない」とか書かれているのも多いんです。
他の商品サービスにも応用できる
これは他の商品サービスでも同じ。
英会話スクールの例
1次:英語が話せるようになる
2次:海外旅行が不安なく楽しめる
3次:人生の可能性が広がる
お金でも、恋愛でも、ダイエットでも、全てこれに当てはめることができる。
なぜ「表層のコピーライティング」だけでは足りないのか?
表層のコピーライティングだけを真似しても意味がないと言われるのは、本当に売れるLPやコピーには、実はこれだけ深い設計があるから。
コピーを学ぶと「具体性が大事」ということにも行き着くけど、3次ベネフィットは抽象度が高くなることも多い。
そういう時に、「あ、これはコアメッセージだからこのままでいこう」という判断ができるかどうかが、ライターしての鍵になります。
まとめ:3つのベネフィットを意識しよう
最後にまとめるとこう↓↓
・1次ベネフィット(得られる未来)(具体)
・2次ベネフィット(時間/感情的価値)(具体)
・3次ベネフィット(商品の存在意義)(抽象)
覚え方は、
・ベネフィット(得られる未来)
・リッチベネフィット(時間/感情的価値)
・アルティメットベネフィット(つまり何?どうなる?)
これで覚えるといい。ぜひ参考にしてください。
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