こんにちは、福岡/東京でコピーライティングチームを運営しております、代表セールスライターの中村雄飛です。
突然ですが、みなさん!
「人は言葉に左右される」
この言葉を、みなさんは、どこまで信じていますか?
たとえば、心理学の世界で有名な「フレーミング効果」の実験があります。
これはノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンがエイモス・トゥベルスキーと一緒に行った実験で、カーネマンの著書『ファスト&スロー』にも記載されているのですが…
とある架空の疫病の話
ある架空の疫病が発生し、600人が命の危険にさらされているとします。その状況で、参加者に以下のような選択を提示しました。
パターンA(ポジティブな言い回し)
- この治療を選べば、200人が助かります
パターンB(ネガティブな言い回し)
- この治療を選べば、400人が死にます
どちらも、実は「助かるのは200人」という同じ結果なのに、人は「助かる」という前向きな言い回しの方を選びやすくなります。
他にも、「9割の確率で死ぬ治療」と「1割の確率で助かる治療」。
言ってることは同じなのに、印象はまるで違いますよね。
つまり──
伝え方ひとつで、受け取る印象も、判断も、大きく変わるということ。
これは、セールスライティングにもまったく同じことが言えます。
今日はそんな“言葉の魔術”を、いますぐ使える具体的なフレーズとともにご紹介します。
このフレーズをマスターすれば、広告の反応率を高めたり、LINEやメールの登録率を高めたり、SNSのインプを伸ばしたり、YuTubeの再生数が増えたり、LPの集客数や成約率を高めることもできます。
要するに、優秀なセールスライターが使っている言葉を身につけて、同じような結果を出せるようになるということ。
とはいえ、正直に言うと悪用厳禁な表現もあるので…使い方にはくれぐれもご注意を。
では、さっそくみていきましょう。
1. ちょっと信じられないかもしれませんが、
これは、意外性を訴求するときに、とても使いやすいフレーズです。広告コピーの冒頭にこの一言を添えるだけで、「え、なにそれ?」と興味を引くことができます。
実際、英語教室の集客広告でこのコピーを使ったところ、100名近くの申込みを獲得できた実績もあります。人は、“信じられない話”には、つい続きを見たくなるものです。
2. ◯◯でコレやってない人「マジでもったいない!」ってのがあって…
SNS、とくにX(旧Twitter)での反応率がめちゃくちゃ高い構文。「もったいない」「知らないと損する」といった感情に訴える言葉は、バズりやすい傾向があります。
実際、この構文で投稿したときは、通常の10倍以上のインプレッションを記録しました。口語っぽく、軽いトーンで書くのがポイントです。
3. なぜ、〜〜なのか?
「なぜ」という質問はかなり強力。「なぜ?」で始まる問いかけは、それだけで人の興味を引きつけます。同じ内容でも、切り口を少し変えるだけで引力がまるで変わるというわけです。
たとえば、「会社員が起業する方法」よりも「なぜ、会社員の9割が起業に成功したのか?」の方が、続きを読みたくなりませんか?見出しやYouTubeタイトルにも使える鉄板フレーズです。
4. 嘘のようなホントの話
人は物語に惹かれます。このフレーズによって、物語性を感じることができ、半信半疑だけどまずは聞いてみようというスイッチが入ります。
特に実体験やお客様の声を紹介するときに、効果的に使えます。物語形式のセールスレターなら、冒頭で使うのもあり。「これは実話です」とセットで使うと、さらに反応が上がります。
5. 想像してみてください
ベネフィットを伝えるときや理想の未来像をイメージさせたいとき、クロージングの時にぴったりのフレーズです。読者の“心の中にどうしても欲しいイメージを映像で描かせる”ことで、商品の価値がリアルに伝わります。
たとえば、マイホームを販売するならこんな感じ。
想像してみてください。
この広々としたリビングで、お子さんが楽しそうに走り回っている様子を──
広さをウリにしていますが、ビジュアルイメージが伴う言葉は、感情を動かします。
6. 笑っちゃうくらい結果が出た
面白いほど〜〜も、この属性。
ただ、結果が出たというより、こういうくだらない言葉をつけた方が人は反応するのはなぜだろう。
7. これはあまり知られたくないのですが〜
「ここだけの話ですけど…」というような秘密っぽさを演出できるフレーズ。人は“自分だけが知っている情報”に、価値を感じます。
新しいノウハウや業界の裏話をシェアするときに、この一言を添えるだけで反応が変わります。LINEの登録導線やメルマガ誘導にも使いやすい鉄板表現です。
8. 他社は◯◯と言いますが、◯◯とは言いません。私たちは違います
この構文は個人的にはお気に入り。かなり使えます。あえて他社の常識を出したうえで、“実は◯◯なんです”と事実を明かすことで、一気に他者比較、差別化ができます。
たとえば、
他社は、『A5ランクの和牛です!』とは言うけれど、『ホルモン剤で育てています!』とはいいません。うちはホルモン剤不使用の天然育ちの牧草を食べて育った和牛です。
こうした「えっ!? そうなの?」という事実を伝えると、読者の信頼と関心が一気に高まります。
もう少しだけ例を紹介すると、
「2週間で5kg痩せた!」とは言いますが、むくみが落ちただけとは教えてくれません。私たちは、脂肪を狙って落とし、リバウンドしない体を作ることを大切にしています。
「かっこいいデザインのLP作ります!」とは言いますが、成約率や売上につながる設計までは考えてくれていません。私たちは、売れる構成と心理設計までトータルでご提案します。
ね、結構、使い勝手がいいでしょ?
言葉が変われば、反応も変わる。
ここまで読んでみて、「なるほど、同じことを言っても、言い方ひとつで全然違うんだ」そう実感してもらえたのではないでしょうか?
とはいえ、いつも僕が言っているように──
言葉の魔術は、小手先にすぎません。
本当に大事なのは、「誰に」「何を」伝えるかというシンプルな原則です。
“誰にどう訴求するか”によって、選ぶ言葉も変わる。
今日は汎用性の高いフレーズを紹介しましたが、ぜひ、あなたの案件に合わせてアレンジして使ってみてください。
売れるコピーは、磨かれた言葉から生まれます。さあ、あなたの言葉で、世界をちょっと動かしてみませんか?
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